自己宣言からCCC認証書に転換の作業手順
中国国家市場監督管理総局が発表した「業務用ガス燃焼器具等の強制製品認証管理実施に関する公告」(2024年公告第9号)により、低電圧部品については、2024年5月1日以降、CCC認証の第三者評価方式が再開される。 中国品質認証センター(CQC)は自己宣言からCCC認証書に転換の作業手順を次のように規定します:
一、 転換の基本原則
(1) 有効な自己宣言のみ受理できる;
(2) 転換後のCCC 認証書の内容は自己宣言の結果と同様である;
(3) 認証後の定期監査を通じて、CCC認証書の有効性を確保する。
二、転換の要求
(1)CQC任意認証を取得しておらず、型式試験レポートが指定試験所より提出されたことで自己宣言した場合は:
① 自己宣言の結果に基づいてCCC証明書を発行する;
② CCC証明書の申請費用と登録費用を徴収する;
③ CCC認証後、最初の工場検査は実施規則に定められた要求項目のすべてを実施する。
(2)CQCの任意認証結果を活用して、自己宣言した場合
① 自己宣言を活用しているCQC任意証明書を無償でCCC証明書に転換する;
② 年内にすでに定期CQC任意認証工場検査を受けた場合、検査は重複して行なわない。
(3) CQCの任意認証結果を活用せず、自己宣言した場合
① 自己宣言の内容がCQCの任意認証及び試験レポートの内容と一致している場合、
そのまま無償でCCC証明書に転換する
② 自己宣言の内容がCQCの任意認証及び試験レポートの内容と一致していない場合、
上記(1)と同様に対応する。
③ 年内にすでに定期CQC任意認証工場検査を受けた場合、検査は重複して行なわない。。
(4) ODMで自己宣言した場合
① 自己宣言の結果に基づいてCCC証明書を発行する;
② CCC証明書の申請費用と登録費用を徴収する;
③ 申請者はCCC認証書の転換時、または認証書を取得後にレポートが必要な場合、再発行の申請ができる。
三、その他
(1) 製造者は、CCC 認証書の転換が完了した後、期限内に自己宣言を取り消す必要がある;
(2) CCC認証書の転換後、年内にCQCの定期検査が実施されていない場合、原則、CCC認証書発行後3ヶ月以内に定期検査を受けなければならない;
(3) 申請費用及び登録費用は「中国品質認証センター強制製品認証費用徴収基準」による。
四、転換手順ガイド(附属書を参照)