ISCC認証とは？

近年、世界各地で多くの地域や産業分野が、強制的または自主的な枠組みを通じて持続可能な転換を推進しており、その中で国際持続可能性およびカーボン認証（ISCC：International Sustainability and Carbon Certification）が広く認知・採用されています。

ISCC認証は適用分野に応じて、以下の3種類に分類されます。

ISCC EU：欧州連合（EU）の持続可能な燃料市場を対象とする認証制度です。欧州委員会は「再生可能エネルギー指令（RED）」を通じて加盟国の再エネ目標を法的に制度化しており、ISCC EUを燃料の持続可能性基準の適合評価制度として正式に認定しています。

ISCC CORSIA：国際民間航空機関（ICAO）の「国際航空カーボンオフセットおよび排出削減制度（CORSIA）」に承認された認証制度です。CORSIA適格燃料および経済事業者に対し、持続可能性の適合証明を発行します。

ISCC PLUS：食品、飼料、工業用途などの分野で広く認められている制度です。これまでに1万種類以上の製品がISCC認証を取得した持続可能な素材を使用しており、多くの認証企業・ブランドが、自社製品やサステナビリティレポート、公式ウェブサイトでISCC関連の声明を発信しています。

ISCC体系は、企業に対しコンプライアンスから持続的成長までを包括的に支援するツールを提供します。

カーボンニュートラルが世界共通の目標となる中、ISCCを理解し導入することは、企業が将来の競争において先手を取り、持続可能で高品質な発展を実現するための鍵となります。

弊社の強み

中国品質認証センター（CQC）は、ISCC制度における公式認定認証機関であり、現在も中国で唯一、ISCC EU・ISCC PLUS・ISCC CORSIA（PLUS）の3つすべての資格を保有する認証機関です。

CQCは、廃棄物の発生源から最終製品までの全サプライチェーンにわたるISCC審査経験を有し、これまでに中国や東南アジア、ヨーロッパなど200社以上の企業へ認証サービスを提供してきました。燃料、化学品、包装、メガネ、履物、日用品、電動工具など様々業界の大手企業およびそのサプライチェーンパートナーを支援しています。

CQC日本ブランチは、CQCの国際ネットワークと技術資源を基盤に、日本企業向けにISCC認証サービスを提供しています。申請資料の準備、文書審査、現地監査から登録まで、すべてのプロセスをトータルでサポートいたします。

サービスの流れ

お問い合わせ先

住所：〒103-0025 東京都中央区日本橋茅場町2-7-1　CCICビル
担当者：宋 重陽（そう ちょうよう）／ 楊 志（よう し）
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FAX：03-3662-2720