2015年7月17日、中国検験認証集団日本有限公司（以下、CCIC・JAPAN）と山東出入境検験検疫局食品農産品検測センター（以下、山東CIQ食農検測センター）は東京で『山東出入境検験検疫局食品農産品検測センターと中国検験認証集団日本有限公司の提携契約書』を調印しました。

本契約書によって、双方は互いの所在国における法律、法規、基準等の情報を共有するとともに、それぞれの所在国の技術法規要求に基づく技術サポートを行うことで互いに補完し合い、双方の試験能力を高めます。また、両者は試験センターの分析技術及び管理について緊密な交流を図り、互いに検証を行った検査項目については、相手の検査結果を認め、顧客ニーズに応じた検査レポートを発行することで日中貿易において高品質・低コストの検査サービスを提供します。

SKとともに中国規格試験センターを設立後、CCIC・JAPANはこれまで以上に政策と技術の両方の面から積極的に中国各地の検験検疫局及び技術センターとの意思疎通及び提携に力を入れており、今回の山東CIQ食農検測センターとの提携契約書締結もまた、今後、日本から中国山東省へ輸出される食品の船積み前検査業務における強固な基礎を築きあげました。

中国向け食品を、日本での船積み前に中国規格に基づいて検査することで、輸入港での通関がより安全なものになり、さらにCCICJAPANの発行する船積み前検査証書があれば、各種優遇措置や通関タイム短縮等の措置を受けることができます。

(左）CCIC・JAPAN株式会社楊萍社長（右）山東CIQ食品農産品検測センター梁成珠主任

山東CIQ食品農産品検測センター梁成珠主任一行による中規センター見学