CCIC・JAPANと吉林出入境検験検疫局が 中国向け工業製品の検査結果認可制度実施の提携契約書を調印
2016年7月11日、CCIC・JAPANと吉林出入境検験検疫局(以下、吉林CIQ)は中国・吉林で『輸入工業品の検査結果認可制度実施の提携契約書』を調印しました。
契約書には、 ①両者は「信じ合い利益を与え合うWin-Win関係」の原則のもと、提携パートナー関係を構築する。 ②吉林局は、CCIC・JAPANが中国向け車部品や金属材料に対して行う製造・積み込みの立会い、または船積み前検査の検査結果を認め、関係貨物の中国到着手続きや手順を簡素化する。 ③両者は製品品質状況についての連絡体勢を整え、海外の船積み前検査貨物の品質やサプライヤーの品質管理能力、中国の到着検査の状況や中国での大きな技術改造・新プロジェクトに必要な海外製品等の情報についての情報交換を強化し、中国の到着検査と海外での船積み前検査を連動させ、力を合わせて監督・管理を行う。 ④両者は業務交流体勢を整え、定期的に契約内容の実行状況について相談や打ち合わせを行う。 等の内容が含まれています。
契約書の調印には、吉林局の李春風局長も立ち会われ、吉林局が全力でCCIC・JAPANの業務発展を支え、CCIC・JAPANの検査結果を認めること、そして、両者が広い視野で確実に契約内容を推し進め、徐々に認可範囲を拡大していくようにとのお話をいただきました。
中国・吉林では、CCIC・JAPANの責任者が吉林局技術センターとCCIC吉林を訪問し、更に長春軌道客車廠、一汽集団、長春汽車検測中心等を見学し、今後の検査結果認可の関係作業がスムーズに進むための事前調査・準備を行いました。