2024年5月29日、一般社団法人琉球経済戦略研究会より招かれ、CCICJAPANが沖縄県立博物館・美術館講堂で「沖縄県の輸出課題の解決と促進－中国向け食品輸出の基礎知識－」をテーマにしたセミナーを開催しました。本セミナーは沖縄県庁の支持を受けており、沖縄県産品の輸出を促進活動の一環です。

セミナー開会挨拶で、CCICJAPANの劉彦賓社長は、CCICJAPANが沖縄企業に対して高品質の検査、試験及び技術支援を提供し、沖縄県と中国の貿易の円滑な発展に貢献したいと述べました。

講師を担当するCCICJAPANイノベーション事業部上席技術専門役蘇玉伶氏が、中国法規制、輸入食品の監視体制及びそれに伴うリスクについて詳細に説明し、製品、企業、準備資料」三つの観点から日本の輸出業者が準備すべきことを詳しく解説しました。

本セミナーの参加者は、官公庁・沖縄県の職員、社団法人・組合の輸出関連者、メーカー、輸出入貿易商社、物流業者など多岐にわたる分野の代表者が含まれています。

沖縄県でこのようなセミナーを開催するのは初めてで、多くの参加者が、中国向け食品輸出の流れ、事前確認及び準備作業に関する知識を身に着けることができ、非常に勉強になりましたと声が寄せられました。沖縄県庁も、今後このようなセミナーを継続的に開催することを希望しています。

さらに、CCICJAPANが沖縄県庁及び公益社団法人沖縄県産業振興公社へ訪問し、中国向け食品の輸出に限らず輸入も含め沖縄県と中国の貿易の活性化のためにCCICと色々取り組んで行けるよう方向性を決めました。