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AQSIQ、2014年上半期における中国輸入廃棄物原料の港での不合格品発見による事前警告を発表

中国国家質量監督検験検疫総局、2014年上半期における

中国輸入廃棄物原料の港での不合格品発見による事前警告を発表

 先日、中国国家質量監督検験検疫総局(以下、国家質検総局とする)は、2014年1月から6月までの港での着荷検査検疫状況に関する通達を出しました。不合格品が見つかった廃棄物原料は105ロットあり、海外供給企業は80社に及び、このうち7社がB類以上の事前警告を受けました。

 国家質検総局は、国家質検総局令第119号の規定の通り、すでに上記供給企業に対し、B類の事前警告処置を実施し、これら供給企業が輸出する廃棄物原料に対し、90日の港着荷全量検査を実施しました。質検総局は、7社の船積み前検査機関に対し、港で不合格品が見つかった廃棄物原料の船積み前検査の状況を期限までに説明し、改善措置を取り決めるよう要求しました。改善効果が良くない場合、国家質検総局は、船積み前検査機関に対し、事前警告管理措置をとり、検査機関が船積み前検査を行った輸入廃棄物原料に対し、港着荷の全量検査を行います。状況が深刻な場合、検験検疫部門は、検査機関が船積み前検査を行った廃棄物原料の輸入検査申請を受理しません。

 このほか、国家質検総局は、各直属の検験検疫局に対し、厳格に規定通り、B類の事前警告企業が輸出する廃棄物原料について、港での全量検査を実施し、問題が見つかった場合、ただちに、国家質検総局へ報告するよう要求しました。同時に、各船積み前検査機関に対し、厳格に総局の規定通り、輸入廃棄物原料の船積み前検査を実施し、船積み前検査の品質を向上するよう要求しました。

 通達のあった7社のうち、日本企業はありません。

 CCIC・JAPAN株式会社では、各企業の貨物がスムーズに中国へ輸出されるよう、これまで通り中国の関連規定に基づき、検査を行ってまいります。