2021年中国輸入食品通関トラブル内容
中国税関総局が発表した2021年の入国禁止食品に関する情報によると、不適格食品の入国禁止理由を統計した結果は以下のとおりです。
通関許可されなかった事由 |
件数 |
日本の件数 |
微生物/理化学指標/農薬残留/汚染物質/遺伝子組換など違反 | 546 | 16 |
原材料の不適合(食品添加剤/栄養強化剤/輸入禁止の成分等) | 530 | 114 |
ラベルの不適合 | 424 | 44 |
通関書類の不備 | 386 | 85 |
輸入禁止製品 | 373 | 82 |
官能検査不合格(不清潔・腐敗/カビ等) | 220 | 1 |
検疫不合格(動物疫病/有害生物等) | 168 | 4 |
貨物と証明書類の不一致 | 163 | 10 |
包装不合格 | 59 | 1 |
賞味期限切れ | 57 | 3 |
輸入禁止地域生産製品 | 5 | 5 |
その他 | 4 | 0 |
出所:中国税関統計データより集計
上記データから分かるように日本から中国へ輸出した食品の通関トラブルで一番多いのが原材料の不適合です。次にラベルの不適合、通関書類の不備、輸入禁止製品の輸出と続き、この4つの内容が全体の9割を占めています。
中国基準違反、原材料不適合、輸入禁止製品の輸出等は、返品または廃棄に至る大きなリスクがあります。
このようなトラブルが起きる主な原因は日本と中国の食品管理規定が大きく異なるからです。但し、ほぼすべての問題が輸出前の対策をしっかりすることで回避することができます。
日本食品関連企業が中国向けに食品をスムーズに輸出できるよう、弊社CCICJAPANは、下記のサービスを提供致します。
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