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1月から3月までの廃棄物原料陸揚げ検査の不合格に関する報告

2018年1月から3月にかけて、廃棄物原料、合計27148件が各国から中国に輸出され、そのうち72件が港の陸揚げ検査で不合格だったことが判明しました(1月は15件、2月は20件、3月は37件)。これら不合格品の重量は40012トン、着港件数の不合格率は0.27%となり、前年同期比では198%増加しました。 不合格の状況は以下の通りです。

1.   廃棄物の種類別でみると、1月から3月までの廃棄物非鉄金属の不合格は42件、到着不合格率は0.32%となっています。

   また古紙の不合格は30件、到着不合格率は0.29%となっています。

2.    不合格の原因別でみると、1月から3月までの不合格の主な原因は、禁止物質の検出(35件、不合格全体の49%)、

および基準を超える一般混入物の検出(28件、不合格全体の39%)でした。

3.   港別でみると、1月から3月にかけて不合格が多く検出された港は、寧波エリア(46件)、山東省エリア(13件)となってます。

これら不合格発生の主な原因は、新しい基準GB16487-2017の実施、および禁止品や混入物に対する要求がより厳格になったためです。同時に「海外ゴミの輸入禁止措置」により、各港での廃棄物の陸揚げ検査が厳しくなったため、輸出企業は輸出貨物の品質を厳格に管理し、陸揚げ検査時に不合格とならない事が求められています。