4月17日に瑞穂酒造株式会社、ビンコウHD株式会社及び南島酒販株式会社主催の沖縄白酒トレーサビリティ北京発表会が開催となりました。CCICトレーサビリティ技術サービス株式会社はCCIC・JAPAN株式会社の依頼を受け、今回の発表会を協賛し、参加しました。

他には中国国際友好聯絡会、日本国際貿易促進協会、琉球経済戦略研究会、沖縄県などの政府機関の方及び豊田通商、中国農業グループ、中糧我買網Womai.com 北京糖業煙酒グループなど日本と中国の関連貿易商社及び人民網、新華網、中国貿易報社、テレビ朝日などのメディア関係者も今回の発表会に参加されました。共にCCICトレーサビリティサービスを利用した沖縄白酒の中国市場への初めての進出を見届けました。

2018年11月にCCIC・JAPAN株式会社と一般社団法人琉球経済戦略研究会は戦略的提携契約書の調印を行い、中国向け沖縄の製品に対し、「TIC+トレーサビリティ」の全面的提携が始まりました。ビンコウHD株式会社の「琉球沖縄白酒」がこの戦略的提携における受益商品第一号となりました。2019年3月にCCICトレーサビリティサービスを利用した沖縄白酒が廈門（アモイ）を通関し、中国市場に進出できました。

CCIC・JAPAN株式会社劉暁康社長（左）及びビンコウHD株式会社方徳輝社長（右）

戦略的提携契約書の調印

　CCICトレーサビリティ技術サービス株式会社の代表から下記のお話をいただきました。「CCICトレーサビリティサービスは中国消費者が沖縄白酒への購入を躊躇させる問題を解決しました。我々は検証済みの商品トレース情報、企業情報、ブランド情報などをCCICトレーサビリティシステムに入力し、企業や消費者にリアルタイムでスキャン検索サービスを提供します。これにより、消費者の商品理解への障壁をなくし、ブランドイメージを作りました。消費者はCCICトレーサビリティで商品の真偽を見極められ、安心して購入できるようになりました。CCICのプロフェッショナルな検査試験認証及びトレーサビリティサービスは中国と沖縄の貿易を促進し、沖縄の肉製品、水産品、白酒などの優れた製品の中国市場への参入の後押しとなっています」。

発表会ではこの白酒の試飲会も開催され、参加者たちはこの商品の原料、工程、品質及び将来中国市場での発展について活発的な交流を行いました。