CCIC・JAPAN食品チームは輸出事業者であるJA全農インターナショナルの協力を得て3月13日-14日に掛けて、山形の全農関連精米工場に対して海外生産企業登録をするための現地指導および中国食品関連法律規制についてセミナーを開催しました。また山形県農林水産部にも訪問し、今回の活動報告をしました。

CCIC・JAPANは日本農林水産省の「令和5年度農林水産物・食品輸出促進対策事業のうち輸出環境整備推進事業（輸出先国の規制に対応した加工食品等製造等支援事業）」の選定技術支援機関で、中国向けの農林水産物や食品の生産企業に対して専門的技術支援を提供し、食品の海外生産企業登録や工場施設の現場指導、中国の法律規制基準などに関する周知活動として各種セミナーを行っています。

今回の現地セミナーでは、米のGB基準と中国での輸入条件、海外生産企業審査の要点、中国への食品輸出の基本知識、海外生産企業の登録方法等４つの内容を行いました。また、精米工場の現場を確認し、中国が求めている海外製造企業登録の要求事項に基づき現地指導を行いました。今回の活動により、生産企業は中国の食品輸入法規制、監視体制を理解し、中国へ米を輸出するためにどんな準備・管理をすればよいか把握することが出来ました。企業様にとって今回の支援活動は効果的かつ実践的な高水準の内容で、中国向け食品輸出を促す非常によい活動だと高い評価をいただきました。

CCIC・JAPANは日中間の食品貿易がスムーズに行われるように引き続き技術サービスを提供します。輸出入企業が直面する問題を解決し、日中間の貿易の活性化に寄与し、日中両国間交流の重要な橋渡しとなって、両国間の農産物および食品の交流に協力し続けます。