2022年6月29日、中国品質認証センター（CQC）のヨーロッパブランチと日本ブランチが正式に設立した。設立式典は北京、ロッテルダム、東京の三か所で「現地＋リモートオンライン」方式により同時に開催された。認証センターへ調査研究にご来所いただいた国家市場監督管理局認証監督司の劉衛軍司長、スペインバルセロナ市経済促進部Mario Rubert部長、日本国際貿易促進協会安田真人専務理事にご列席いただき、CCIC会長許増徳、副総経理王虹、CQC主任謝肇煦も参列した。日本会場でCCIC日本ブランチ社長の劉彦賓と韓国ブランチ社長の劉進偉が日本ブランチの除幕を行われて、劉彦賓が日本ブランチの代表として挨拶した。
　設立式典ではCCIC会長許増徳、CQC主任謝肇煦によるスピーチがあり、海外ブランチを今後強力に支持すること、国内外の市場や資源を総合的に活用し、ヨーロッパブランチ、日本ブランチをベースにより一層国際交流を強化し、各国の協力機関、同業機関と協力し、世界中の顧客により良い総合品質サービスを提供すると述べた。
　CQC日本ブランチはCCIC日本支社を拠点として、韓国支社を管轄し、日韓エリアの認証業務を担当する。ブランチはCCIC、CQCの資格、ブランド力、技術、人材のメリットを生かし、専門的、簡便、周到で言葉の壁のない「ワンストップ」サービスを地域の顧客に提供し、国際貿易の発展に貢献するため尽力する。日本ブランチ設立後、最初のステップとして、管轄エリア内の既存のCQCの顧客に対してより質の高いサービスを提供し、次のステップとしてCQCの品質認証と技術サービスプログラムを同エリアに普及させていく。

　中国品質認証センター指導チームのメンバー、CQCの関連部門の責任者、および一部海外企業責任者、ヨーロッパ自動車工業会、TÜV、VDE、IMQ、日本国際貿易促進協会（JAPIT）、SGSジャパン株式会社、一般社団法人　日本自動車工業会（JAMA）、一般社団法人　日本自動車部品工業会（JAPIA）、一般財団法人　日本品質保証機構（JQA）、一般財団法人 電気安全環境研究所（JET）、一般社団法人　日本海事検定協会、一般社団法人　電子情報技術産業協会（JEITA）、日本機械輸出組合（JMC）、一般財団法人　新日本検定協会、一般財団法人 日本食品検査、一般財団法人 日本穀物検定協会、一般社団法人 日本貨物検数協会、一般社団法人 全日検、一般社団法人 ビジネス機械・情報システム産業協会、トヨタ紡織株式会社、株式会社アイシン、TOTO株式会社、JA全農インターナショナル株式会社、COFCOジャパン株式会社、豊田合成株式会社、株式会社東海理化、理想科学工業株式会社、株式会社PS Farm、荷通認証日本株式会社、株式会社コスモス・コーポレイション等、国内外の関連協力機構と企業代表の皆様にご列席いただいた。（上記順不同）
　会議終了後、日本ブランチにご列席いただいた来賓には交流の場をお持ちいただき、日本の関連機構、企業代表者の皆様より、日本ブランチの設立は日中韓の企業にとって大変有益であり、今後も、CCIC・JAPANおよびCQC日本ブランチとの協力を深め、日中韓貿易の発展に貢献したいとお言葉をいただいた。

設立式典の写真：