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アメリカから輸入の廃棄物原料に対するリスク早期警戒監督管理実施のお知らせ

このほど中国海関総署(関税局に相当)より、アメリカから輸入の廃棄物原料に対するリスク早期警戒監督管理措置の実施についての通知が公布されました。2018年以降、中国の各港でアメリカから輸入の廃棄物原料において環境項目の不合格が相次いで検出されました。したがって、アメリカからの廃棄物原料に対して検査監督を強化することとなりました。関連事項は以下の通りです。

 

一.2018年5月4日より、アメリカからの廃棄物原料はすべて開梱検査、検疫を行い、疑わしい廃棄物原料に対しては、100%実験室で検査測定分析を実施する。各港は国家環境保護標準、検査検疫規定を厳守し、厳密に監督管理を行う。

 

二.書類審査を強化する。アメリカから輸入の廃棄物原料船積み前検査証書、輸送書類等輸入検査申告書類の信憑性、完全性、相互一致性を厳格に検証し、貨物輸送情報等全て事実である資料を提供するよう中国国内の荷受人に要求する。船積み前検査証書の検査日が船積み日より遅い、検査場所と積荷地が異なる、未検査での申告、船積み前検査証書の違反発行が発覚した場合は、即刻、総署検験監管司に申告しなければならない。海関総署は、船積み前検査機関が実施する特定項目の関連業務に対して事実確認の聞き取り、監督および検査を重点的に行う。

 

これを受けて、日本の廃棄物原料輸出企業およびサプライヤーの皆様がアメリカの現状を教訓に、陸揚げ時に不合格とならないように、中国の環境保護控制標準GB16487-2017の要求を厳守し、輸出貨物の品質を厳格に検査されるようにお願い申し上げます。

また、弊社CCIC・JAPANは廃棄物原料の輸出企業の皆様に優良な検査サービスを提供していく所存です。