国務院の機構改革で新たに国家食品医薬品監督管理総局を設置
中国国務院が機構改革及び機能転換案を発表しました。改革案では、「大部門制」改革(行政機関の機能重複を解消し効率化する改革)を着実に推進し、鉄道部の行政的機能と企業的機能を分離し、衛生及び計画出産、食品・医薬品、報道出版及びラジオ・映画・テレビ、海洋、エネルギー管理機構の統廃合を進め、強化することを重視しています。
その中で、食品・医薬品については以下の内容が盛り込まれています。
これまでの国務院食品安全委員会弁公室、国家食品医薬品監督管理局、及び国家質量監督検験検疫総局(AQSIQ)の生産段階食品安全監督管理の機能、そして国家工商行政管理総局の流通段階食品安全監督管理の機能を統合し、新たに国家食品医薬品監督管理総局を設置すること。
上記国家食品医薬品監督管理総局の主な機能は、生産・流通・消費段階食品安全及び医薬品の安全性、有効性に対し統一的な監督管理の実施であること。
これまで、工商行政管理や質量技術監督部門で機能していた食品安全監督管理チームや検査検測機構は、食品医薬品監督管理部門に移管すること。
詳細は下記URLをご参照ください。
http://www.moh.gov.cn/mohbgt/s7693/201303/6291a77a452e4d4abadd694ecffb4f0b.shtml