中国当局が廃棄物原料に対し、陸揚げ検査を更に厳しく実施
最近、中国陸揚げ時の開封検査の結果、廃棄物原料の中に全く別の貨物を積み込み輸出するという、事例が発見されました。 本年度も年末年始にかけ、中国CIQと税関が連携し、さらにチェック体制が強化されており、特に税関検査は、ほぼ全量開封検査を実施しているそうです。
申請業者においても、問題の発生を未然に防ぐため、申請前に必ず輸出貨物の内容を確認していただき、禁止物が混入した貨物・汚損の目立つ貨物などは、CCIC・JAPANの検査申請自体を取りやめる事をお勧めします。
CCIC・JAPANにおいても、検査員に対して注意深く貨物を検査し、禁止物は見逃さず除去するよう徹底しております。しかし、検査員が除去するよう指 摘した禁止物を、検査終了後に悪意を持って混入し、そのまま中国に輸出した不法な業者がおり、陸揚げ時に禁止物が発見されたために、厳しい処置がとられた 事例もあります。
上記のような事例は数件発生しています。最後には申請業者自身に損害となってはね 返る事になりますので、充分に注意するようお知らせいたします。