「原料として使用可能な輸入固体廃棄物検験検疫監督管理方法」の局令を発表
国家質量監督検験検疫総局は2017年12月8日に「原料として使用可能な輸入固体廃棄物検験検疫監督管理方法」の局令を発表し、2018年2月1日から実施します。
第2章の第10条、第11条によると、供給事業者登録の新規申請またはその有効期間の延長申請について、ISO9001品質管理システム或はRIOSシステム等の認証を取得することが必須となります。
以下の供給事業者登録申請の関連内容は前述局令より抜粋したものです。
第10条 登録申請する海外供給事業者は以下の条件を満足しなければならない。
(1) 所在国(地域)に法的経営ライセンスを有すること。
(2) 所在国(地域)に固定事務所及び相応基本施設を有すること。
(3) 中国輸出入検験検疫、環境保護、固体廃物管理法律法規及び関連基準を熟知、遵守すること。
(4) ISO9001品質管理システム或はRIOSシステム等の認証を取得すること。
(5) 輸出する廃棄物原料に対して、環境保護・品質管理に関する措置や能力を備えること。その廃棄物は入検験検疫、
環境保護、固体廃棄物管理の国家技術規範の強制要求への適合性を保証すること。
(6) 放射線検査測定設備、施設及び検査測定能力があること。
(7) 直近3年間に重大な安全、衛生、環境保護、詐欺等の問題は発生しなかったこと。
第11条 海外供給事業者は廃棄原料電子監督管理システムで登録申請を提出する。
その提出が完了した後の30日以内に国家質検総局に以下の書面申請資料を提出しなければならない。
(1) 登録証書申請書
(2) 公証済みの税務登記書類、商業登記書類があれば公証済みの商業登記書類の提出
(3) 組織機構、部門及び職責の説明
(4) 寸法を明示した固定事務所の間取り図、加工工場がある場合、加工工場の平面図及び前述場所の全貌を
確認できる実景の写真3枚以上が必要である。
(5) ISO9001品質管理体系或はRIOS体系等認証証書のカラーコピー
(6) 代理業者を通じて申請を提出する場合、委託書の原本及び委託者と代理業者双方の身分証明書の
コピーを提出すること提出書類は中文または中文英文併記のものであること。
リンク先
http://www.aqsiq.gov.cn/xxgk_13386/jlgg_12538/zjl/2017/201712/t20171218_509062.htm