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中国2015年輸入食品接触製品品質安全情報

2016年5月18日、AQSIQは2015年輸入消費品の品質安全情報を発表しました。

そのうち輸入食品接触製品について、全国の検験検疫機関は2015年、全体で10.8万ロット、価値6.7億ドルの貨物に対し検査を実施しました。

ロットは前年度比35.7%の増加、貨物価値は9.8%の減少となっています。不合格が検出されたのは8331ロットで、不合格率は7.71%でした。

主な不合格の原因は識別ラベル、安全衛生項目及びその他の項目の検査不合格です。識別ラベルの不合格は主に中国語のラベルがない、あるいは識別ラベルの内容が規定に適合していない等となっています。

安全衛生項目の不合格の主な原因は、セラミックス製品の鉛、カドミウムの溶出量が基準値を超えている。プラスチック製品の脱色、蒸発残留物及びアクリロニトリルモノマーが基準値を超えている。金属製品の重金属溶出量とメッキ部分の蒸発残留物が基準値を超えている。紙製品の蛍光物質と鉛の含有量が基準値を超えている。家電類の重金属が基準値を超えている等です。

その他の項目の不合格は主に、貨物の認証書類の不一致、品質不良等となっています。

検験検疫機関は検出された衛生安全指標が不合格となった製品に対し、廃棄処分又は返送の措置をとりました。