2014年2月28日、中国検験認証集団日本有限公司（以下、CCICJAPAN）社長の楊萍（写真左端）と北京出入境検験検疫局(以下、北京CIQ)の王大路副局長（写真右端）は北京で『改革深化、法定検査効力向上のための提携備忘録』を調印しました。これにより、今後輸出入貿易企業のためにより便利でスムーズな通関環境を提供できるようになります。調印には、北京CIQの斉京安局長（写真左から二番目）と中国検験認証集団の張利強総裁（写真右から二番目）も立ち会いました。

備忘録の主な内容は、①北京CIQが技術的指導やサポートを行い、CCICJAPANに正確に中国の関連法律法規や基準を理解させ、要求に基づいて的確に中国向け貨物を検査できるようにすること、②北京CIQはその管轄内においてCCICJAPANの検査証書を添付した輸入貨物（主に食品、化粧品、危険品、生活用品等）に対し優先的通行許可や利便的監督管理措置により到着検査の手続きとフローを簡素化し、通関スピードを上げること、③北京CIQは中国外メーカー品質保証能力の評価査定の必要がある場合、それをCCICJAPANに委託し、その審査評価結果を信頼採用することです。

この備忘録の調印により、北京CIQは更に正確に中国輸入貨物の品質実情を把握でき、輸出企業はより利便性の高い通関ルートを得られることになります。CCICJAPANでは各検査業務の関連準備を整え、お客様からのお問い合わせをお待ちしております。