CCIC・JAPAN

誠信 精確 効率
CCIC・JAPAN株式会社は、中国検験認証(集団)有限公司の日本の子会社です。
中国国家質検総局指定のリサイクル原料および中古機械、電気設備船積み前検査をはじめ日中両国にかかわるさまざまな貨物の検査、査定を行うと同時に、
国内外のお客様のご要望に基づき、コンサルティング業務を含む総合的なサービスを提供しております。

リサイクル原料船積み前検査

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中華人民共和国国家質量監督検験検疫総局(以下、AQSIQ)は、 リサイクル原料(再生資源)の輸入時、有害物質が中国に不法に輸入されるのを未然に防ぐ ため、「貨物積み込み前検査」を実施するよう定めております。 弊社はAQSIQより指定された検査機関であり、中国の法律と規定に基づき、輸入貨物の環境面と衛生面の検査を行い、検査合格後証明書を発行致します。 この証明書は中国側の通関で必要な書類で、これにより揚げ地での通関を円滑に行えます。 ※AQSIQはリサイクル原料供給企業に対して「登録管理制度」を設け、ライセンスを発行しています。 ライセンス取得の申請に関しては、中国AQSIQで行っております。

リサイクル原料船積み前検査手順略図(フローチャート)

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1.船積み前検査の申請方法

検査の申請はAQSIQから与えられたUSBキーを使い、指定のサイト(http://psi.cnca.cn/CCICProjectWeb/)で行います。申請時の注意点は以下の通りです

  1. 品目(category)と船積み・コンテナ積みの選択、貨物量(重量とコンテナの場合はコンテナ本数)を誤りのないよう入力して下さい。
  2. 積込み場所の会社名・倉庫名、住所、検査日時、現場担当者の氏名及び連絡先を “Precise Inspection Site”欄に誤りのないよう入力して下さい。入力は日本語で結構です。
  3. 検査の申請は検査員手配の都合上、検査日より数えて、3営業日前までに入力を済ませて下さい。 また、土・日・祝日の検査は原則お断りしておりますのでご了承願います。
  4. 申請者の都合により、止むを得ず土・日・祝日の検査を行わざるを得ない場合、別途加算料金が必要となります。

2.現場検査の実施

弊社検査員が貨物の積込み時、倉庫やヤード等に赴き、申請内容と貨物内容が一致しているか確認後、中国国家検査基準に基ついて、禁止物リストに記載された貨物が含まれていないか検査します。違反貨物を発見した場合は除去勧告を行います。検査時の注意点は以下の通りです。

  1. 検査貨物は全量揃えていただき、検査員が貨物をすぐに確認出来るよう、仕分け作業を事前に済ませておいて下さい。貨物が全量揃っていない場合は再検査となります。
  2. 検査当日は、申請者または申請者より委任された担当者が必ず立ち会うようにしていただき、検査員の勧告に従うようにお願いします。
  3. 検査員が到着するまで、積み込み作業を開始しないようにお願いします。検査をせず、リサイクル原料を船やコンテナに積み、中国に輸出した場合、弊社は証書の発行ができないのでご了承下さい。

<証明書の発行について>

検査合格後、申請者より弊社に必要な書類を送っていただき(FAX)、審査後、証書を発行いたします。検査結果の審査には時間がかかるため、証書の発行は検査合格後の翌日以降になります。手続きと注意点は以下の通りです。

  1. 証書の発行に必要な書類
    インボイス、パッキングリスト或はB/L、現場検査通知書及びバイヤーライセンス(中国環境保護部が発行したもの)、廃棄物輸出許可書。以上の書類を弊社営業日の16:00までに着信いただければ当日に発行し、翌日の午前中に到着するよう郵送します。それ以降は翌日の発行となります。
  2. 弊社より証書SAMPLEを作成し、申請者にFAXいたしますので、ご確認後返信して下さい。
  3. 証書及び請求書の送付先は廃棄物輸出許可登録企業(申請者)に限ります。

< 証明書の再発行について >

    1. 証書の再発行に必要な書類。

       

      一般の場合:

       

      • 理由書(再発行の理由が記載され、社印が押されたもの)  ※フォーマットは弊社のホーム ページでダウンロードして下さい
      • 修正済みのインボイス・B / Lなど(修正がない場合は不要です。)
      • 検査指定票(証書発行後に税関検査を行い、シールNOが変更した場合)。

       

      証書紛失した場合:

       

      現地到着後の紛失

       

      • 理由書(再発行の理由が記載され、社印が押されたもの)。 ※フォーマットは弊社のホーム ページでダウンロードして下さい。
      • 現地の知名度のある新聞に証書紛失声明を掲載している記事のコピー。
      • 現地公安局が発行している紛失証明のコピー(印鑑があるもの)。

       

      郵送途中の紛失

       

      • 理由書(再発行の理由が記載され、社印が押されたもの)。 ※フォーマットは弊社のホーム ページでダウンロードして下さい。
      • 現地の知名度のある新聞に証書紛失声明を掲載している記事のコピー。
      • 郵便局が発行している紛失証明のコピー(印鑑があるもの)。

 

  1. 証書原本(正本1通・副本2通)を弊社に返送して下さい。 ※普通郵便は避け、発送記録が残る宅配便などをご利用下さい(証書紛失した場合は不要です)。(注:原則として、証書の原本を弊社に到着後、再発行を行いますが、申請者の都合で急ぐ場合、弊社宛の送り状をFAXしていただければ、再発行は可能です)。
  2. 上記の書類が弊社に届き次第、問題がなければ再発行いたします。 ※申請者の都合による再発行の場合は、再発行手数料の請求書を添付して発送いたします。